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[mhc:00688] Re: Re-structuring of existing header grammer ( was: High-speed and improved MHC )



>> On Thu, 1 Jun 2000 16:51:51 +0900
>> "nom" == nom@xxxxxxxxxxxxxxxxxxx (Yoshinari NOMURA) said as follows:

nom> ただし X-SC-Duration: に関しては、1つのフィールドに
nom> スペースで区切って、複数書けるようにもしましょうよ。
nom> X-SC-Duration: を複数書きたいケースは多いはずなので。

そうですね、これについては特に曖昧性が生じないと思うので簡単に対応でき
ると思います。


nom> いや、本当に自然言語ならいいですけど。何でも書けるようなフリして、
nom> そうじゃないのはちょっと。。
nom> every Sunday but 1st とか書いて、第一日曜だと嫌だし。:-)

これは排除できます。先ほどの例では、

    week, the, a, an, in, on, of, with

が、「本来は区切りとなる空白が存在するべき位置」に現れた場合には「構文
糖」として安全に無視される、というだけの実装になっているので、every や 
but などの条件的なものを受け付けなければ、取り除けます。

でも、まあ真の自然言語では有り得ませんが…。構文糖なんだからいいんじゃ
ない? ってのは駄目ですか、やっぱり。ちなみに、~/.fetchmailrc などが似
たようなことをサポートしてます。


nom> 「何で突然 At が {消え|付い} たりするんじゃ」
nom> 「俺は、Wednesday と書いたのに、Wed に戻すな」
nom> という苦情が出そうだし。絶対、Wednesday の綴りを間違えるから。:-)

土> これは、M-TAB とかで completion が効くように、mhc-draft-mode を改善す
土> れば大丈夫でしょう。

nom> いや、この話は、Dump したときに消える
nom> 例ですから、ちょっと違うと思います。

すみません。混乱させてしまったようです。私の主張は、

(1) Wednesday などの spelling mistake については completion の実装によっ
    て回避できるはずである。

(2) ヘッダ中の文字列がプログラムによって書き換えられてしまう問題につい
    ては、設計によって回避できるはずである。その詳細は、[mhc:00678] で
    述べてあります。この方針は、ヘッダを解析して内部データ構造を得る場
    合に比べて、データからヘッダを生成する場合の方が極端に少ない、と言
    うことを考えるとそれほど奇妙な方針ではないと思うのですが。

# と言いつつ、(mhc-schedule-region-start) が存在するのは、非常に妥協的
# な産物なのですが…。これが必要なばっかりに、parser が書きづらくて仕
# 方がない。しかも、必要とするのは (mhc-db-add-exception-rule) だけと
# きている。なんとか排除したいのですが…。


nom> 一番困るのは、emacs で On Wednesday とやっといて、
nom> GUI で変更して、セーブした場合。On Wednesday を保存するのは、
nom> かなり辛いし、X-SC-* を直に触らせる訳ではないので。

X-SC-* を直接触らせる設計にしても、それほど面倒なことはないと思うので
すけど。


-- 
土屋 雅稔  ( TSUCHIYA Masatoshi )
    http://www-nagao.kuee.kyoto-u.ac.jp/member/tsuchiya/