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[mhc:00415] Re: patch for Gnus



三好です。

nom> palm2mhc ですが、PILOTRATE を設定して高い転送スピードで接続しよ
nom> うとすると失敗するようです。何かいい解決法はないものでしょうか。

下記コマンドを3回ほど試してみましたが、こちらの環境では問題なく動
きました。ただ、クレードルでなくて、IR を使いましたが。

$ PILOTRATE=57600 ./palm2mhc -d /dev/com2 -a

;; /dev/com2 の代わりに、COM2 または com2 でも大丈夫ですね。

nom> それと、疑問なのですが libpisock.a は全く使わなくても
nom> 動いているようなのです。libpisock.a の中の関数って mhc_pisock.dll に
nom> 既に link されちゃっているので libpisock.a 自体は必要ない?

libpisock.a は、mhc_pisock.dll に静的にリンクされているので、不要
だと思います。

;; DLL ってさっぱり分からないので、うそを言っているかもしれません。


nom> もうひとつ。libpisock って最近 LGPL になったような気がするのです
nom> が、これを取り込んだバイナリを配るときに気を付けないことは何でしょうか。
nom> そのまま黙って配っていいのでしょうか。

確かに、pilot-link.0.9.3 では、libpisock は LPGL に従うことになっ
ています。

私なりに LPGL を解釈してみました。
mhc_pisock.dll (LPGL に従う libpisock.a を含む)を配布する場合には、
次の点に注意しなければならないと思います。

(1)libpisock.a のソースも同時に配布しなければならない。ただし、こ
   れとmhc_pisock.dll は別々のパッケージで配布しても構わない。
(2)libpisock.a のソースを改変した場合には、変更した旨と変更日をソー
   スに記さなければならない。

(2)は、Cygwin でコンパイルを通すために、#inlclude "getopt.h" を複
数のファイルに追加しているので、考慮する必要があります。これは、
パッチを配布することで対応できると思います。

以上を考慮すると、mhc_pisock.dll を配布する場合には、
(1)pilot-link のソース一式と、(2)それに対するパッチを、
mhc_pisock.dll と同じサーバに置けば良いと思います。

必用があれば、Windows + Cygiwin 用のパッチを作成します。

;; LGPL って、いつのまにか GNU Lesser General Public License の略
;; に変わってますね。
;; http://www.gnu.org/copyleft/lesser.html

--
三好 雅則 mailto:miyoshi@xxxxxxxxx
          http://www.ask.ne.jp/~miyoshi/ (Meadow のページ作成中)