>>>>> [mhc : No.00720] にて >>>>> "三好" = 私は書きました: 三好> 後日、この関係の話(pilot-link 関係も)をまとめて報告したいと 三好> 思います。 cygwin 1.1.2 で、mhc2palm/palm2mhc が動くようになりましたので、ま とめて報告します。 次に述べる(1)-(3)の手順を実行することで、mhc2palm/palm2mhc が使え るようになります。 (1) ruby のコンパイル mhc2palm/palm2mhc は Ruby スクリプトなので、ruby の実行環境が必要 です。ここでは、(3)で述べる ruby 拡張ライブラリをインストールする ために、バイナリ配布を使わずに、ソースからビルドします。 cygwin 1.1.2 では ruby-1.4.4 はコンパイルできないので、CVS の先端 を入手します。入手方法は、 http://www.ruby-lang.org/ja/ から探してください。 コンパイル手順は下記のとおりです。autoconf が別途必要になります。 $ autoconf $ ./configure --enable-shared $ make $ make test $ make install (2) pilot-link 0.9.3 のコンパイル pilot-link に含まれる libpisock が、Palm と連携するために必要とな ります。 cygwin 20.1b の場合に比べて、コンパイルが楽になりました。パッチの サイズもかなり小さくなりました。 コンパイル手順は下記のとおりです。パッチファイル pilot-link.0.9.3.cygwin1.1.2.diff は、本メールに添付しました。 $ cd /hoehoge/pilot-link.0.9.3 $ patch -p1 < pilot-link.0.9.3.cygwin1.1.2.diff $ ./configure $ make $ make test $ make install なお、pilot-link 0.9.3 は、下記から入手可能です。 ftp://ryeham.ee.ryerson.ca/pub/PalmOS/ (3) MHC の ruby 拡張ライブラリのインストール ruby から libpisock を呼び出すためのライブラリをインストールしま す。 まず、ruby-ext/extconf.rb の下記の部分を修正します。 $LDFLAGS = "-L/usr/local/lib" $CFLAGS = "-I/usr/local/include" 修正後の手順は下記のとおりです。 $ cd /hogehoge/mhc/ruby-ext $ ruby ./extconf.rb $ make $ make install
Attachment:
pilot-link.0.9.3.cygwin1.1.2.diff
Description: Binary data
-- 三好 雅則 mailto:miyoshi@xxxxxxxxx http://www.ask.ne.jp/~miyoshi/ (Meadow のページ作成中)